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親との関係

「子供を信じる」…親業の魅力

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我が家の満開のミモザで、癒されてね~

今日のNHKの「ファミリーヒストリー」は
アルフィーの王子こと高見澤俊彦さんでした

王子のお父様は学校の校長先生
とても穏やかで、真面目な方だったとか

「実直な教師にとって、息子がミュージシャンの道を選ぶことに葛藤はなかったのか?」

学校教師の王子ファンがお父様に尋ねました

「子供を信じることだよ」

涙が出ました

「子供を信じる」
言うは易き行うは難し

でも、「親業」には、“体系”があります

子供が困っている・ムシャクシャしているというSOSをキャッチしたら

親はついつい、教えてあげなきゃって思い

「~したら?」「~だから、こうなるんでしょ」「あなたって~よね!」等々言いがちですが

親の意見を言わず、とにかく「聞く」のです

そして、聞く“技”はたったの6種類なので
練習して身につけると咄嗟の時にも聞けます

聞いてみると、子供の考えを知ることができ

「子供なりに考えているんだな~」
って感心することが起きます

すると、自然と子供を信じられる様になる!

“心”は後か整っていきます

“心”をいきなり変えるのは難しいけれど
“技”から入っていけるところ

“心・技・体”が揃っているところ
それが「親業」の魅力

親業の各種講座で、“体系”を学び“技”を身に付け“心”を整えることができます

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躓かせないようにではなく、躓いてから寄り添う

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昨年の“父の日”に思ったことです。

父は若い頃、テニスの名手でした。
私も中学でテニス部に入ったので、家の前の道路で、父はよくテニスの相手をしてくれました。でも、「手首はこう使え!」などの技術指導は一言もなく、「見て、体で覚えろ!」とロブやボレーなど色々な球種を打ってきてくれました。

このように、無口な父でしたが、数少ない一言、一言が心に残っています。
母は対照的に口を開けば他人に対しても子どもに対しても「ダメ出し」ばかり、家事や親戚付き合いの完璧な母を見習うことを押し付けてきました。そんな様子を見ていた父は、私に一言「早くこの家を出ろ!」「好きに生きろ!」

就職して2年目、過労で2週間ほど休職した時。「こっち(実家)に帰って来てゆっくり休め」、「完璧でなくていいんだぞ」

決して、先回りをせず、口も出さず、押し付けもしないけど、躓いた時は逃げ場を作ってくれる父だったのだなと思います。テニスの教え方と同じで「自分のやりたいようにやってみろ!疲れたり、失敗した時は休みに帰っておいで・・・」と言えた父。カッコいい‼

「お母さんは、波止場のように、で~んと構えていてください」なんて書いてある育児書をかつて読んだことがあります。父は波止場のような人だったんだなと思います。私は父から本当に受容され、愛されていたと懐かしく、心が温かくなります。

実は「親業」を学ぶ前は、母の「ダメ出し」と「押し付け」をなんとなく嫌だなと思いつつ、従う以外に方法を知らなかったのです。でも「親業」で、子どもは「おきまりの12の障害」「あなたメッセージ」を言われると、自己肯定感が下がり、自分の気持ちに蓋をするようになる、と学びました。また、対立が起きた時、第一法で親の欲求だけを通されると、いわゆるいい子は服従する、ということを学びました。それを知ってから、母から「おきまりの12の障害」と「あなたメッセージ」を浴びせられてきたので、私は自分の気持ちを考える事すらなかったけど、やっぱり嫌だったんだと気付きました。そして、母の押し付けには「ノー」と言っていいと思えてから、とても生きるのが楽になりました。45歳を過ぎてからの反抗期でした(笑)

それと同時に今までは、父のことを“ただ黙っているだけのいい加減な人”と捉えていたのですが、父の深い愛に気付きました。

「親業」に出会って、子どもに対する親としての自分の在り方を考え、両親への評価が180度変わったのです

そして、私も親として父のようにありたいと思うこの頃です。
「好きなように生きてごらん!失敗したり、疲れたら話を聞くよ!」と
波止場は随分古めかしいイメージなので、小鳥がいつでも枝で羽を休めることができる根を張った大樹になりたいと思います