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子育てに終わりはない

「こうしたらいいのに!」を子どもに伝えるには

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毎日、子育てお疲れ様
頑張っている自分を褒めて下さいね



親には別に影響はないけれど、子どもに対して「もっとこうしたらいいのに」って思うことって結構ありますよね


なんといっても「もっと勉強すればいいのに」と、親なら誰もが思いますよね


その他には例えば
私の姉は体を動かさないタイプです
自転車に乗るよりタクシーで移動する
ジムに行ったり、ウォーキングしたりはついぞしたことがありません


それに対して母は
「あんたは、本当に“のめしこき”(新潟弁で“怠け者”という意味)だよね。運動したり、自転車乗ったりしないから、そうやって太るんだわ~」


など、40過ぎた娘に小言をネチネチよく言っていました


姉は「うるさいな~、ママだって運動しないじゃん」と、全く耳を貸さず、体重も右肩上がりです


母にしてみれば、心配で、親として「言ってあげなければ」という親心で言っていたのでしょうが、姉は反発ばかり


母の言い方は全部「あなた」が主語で相手の人格を否定し「そうやってるとこうなるよ!あんた分かってないでしょ」と、相手には聞こえて、ダメ出しされた気分になり素直に「そうだよね」って思えない言い方なんです
 

では、主語を「わたし」にして「あなたが運動しないと、どんどん太っていくんじゃないかと心配よ」と言っても相手のこころに響くかと言えば
親には何の影響もないのですから


「ママには関係ないでしょ!ほっといてよ!
大きなお世話、お節介!」と一蹴したくなります


では、親には別に影響はないけれど、子どもに対して「もっとこうしたらいいのに」って思うとき(親業では「価値観の対立」の場面です)、親はなす術がないのでしょうか?


「子どもは、親の言うようにはならないが、するようにはなる」とよく言います
親として子どもに影響を与える一番効果的な方法はモデルになることです


私の娘も、インドア・ガールで寝ること大好き、体を動かすこともあまりありません


私も母と同じように、娘がこのままだと、筋量が少ないので太りやすくなることが心配でした


そこで、私は、ジムに行き、筋トレしたり踊ったりして
「体動かすと、気持ちいね!筋肉1キロ増えたよ」「ママが食べている割に太らないのは、運動しているからだと思う」なんて言って、運動の効能を話すようにしました


すると、特に私が勧めたわけではないのに娘は自分でジムに入会しましました


コロナで私も娘もジムは辞めましたが、その代わり私はジョギングに切り替え、娘は、ナイキのアプリを使って、筋トレやヨガを定期的にしています


私たち親は、子どもに良かれと思って、色々口出ししますが、残念なことにその親心が、真っ直ぐに子どもに届かない言い方をしています


どんなタイミングでどんな言い方や、やり方をしたら


親の愛情が愛情として伝わり、子どもが「愛されているという実感」を持てるのか


親業は、とても体系的にシンプルにまとめてくれています


「子どもが愛されていると実感」できる、言い方とタイミングは親業の各講座で学べます