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親だって我慢しない!

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少し前のことですが
日能研の機関誌「キッズレーダー」(2020年冬号)の『親を学ぶ』のコーナーに「勝ち負けでない関係作り」と題して、冬休みのお手伝いについて、親も子も負けないで納得する「勝負なし法」
で話し合った事例を執筆しました


次女が、大学に入った当初、私はまだ娘の洗濯ものを洗っていました。通学にかなり時間がかかっていたので、助けてあげたいと思ったからです


でも、お昼から大学に行くこともあるし、土日は結構遊びにも行きます。それに私自身、実家を離れ大学に通ったので、娘の歳には、自分で洗濯、掃除、買い物、食事の用意(菓子パンを買っただけですが)は自分でしていました。ですから、なんか「違うよな~」とモヤモヤしていました


そこで、「勝負なし法」(第3法)で、家事分担について話し合おうと思いました


最初、娘は「大学の友達は、お母さんが洗濯物も箪笥にしまってくれるので、何にもしないって」と言って、話し合いをシャットアウトしようとしました


それに対して私は「だから、何もしないのが普通だと思っているんだね。でも、ママにもあなたの洗濯をしている時間に、自分のしたいことをする権利がある」と、思わず「権利」という強い言葉を使いました


すると、一瞬、娘はビックリした様子でしたが「わかった」と納得して、話し合い、洗濯は自分の分は自分でする。夕飯の片づけは一緒にする。お風呂掃除は娘の担当と決まり、以来丸7年、その分担をずっと守ってくれています。テレワークになってからは、夕食作りも一緒にすることが多いです

思わず「権利」と言ってしまった後で、私は器が狭いのかな…と思ったりもしました


でも、先日、「親業」(大和書房・トマス・ゴードン著)を読み返していたら


第3法は、「あなたの欲求は尊重するし、その欲求を満たす権利も尊重する。そしてまた、私自身の欲求とそれを満たす私の権利も尊重する。(中略)」と子どもに伝える


と、あり…私の姿勢は、ゴードンメソッドに外れていなかった…と、嬉しくなりました