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小学生

いつまでスマホを見ているの!

皆さん、毎日、子育てお疲れ様です!
頑張っている自分を、うんと褒めてください!

コロナの感染者数がなかなか減りませんね
沖縄や静岡も独自に緊急事態宣言を出し
ステイホームは長期化しそうな予感がします

お家時間が長くなると、
子どもがスマホやYouTubeをダラダラと見ているのが
気になる方も多いのでは?

「いつまで見てるの!」、「宿題終わったの?」
「いい加減、やめなさい」
と、いくら言ってもスルーされたり
「今、やめようと思ってたけど、やめるのやめた」
なんてことも

人間は、自分で自分のことを決めたい動物です
人から「あ~しなさい、こ~しなさい」
とは言われたくない

これらの言い方は、全部主語が「あなた」で
親がコントロールしてくるので
反発したくなるのです

言ってもダメなら力づくで!とばかりに
中には勝手にWi-Fiにタイマーを設定して
時間で通信を切断してしまう親御さんもいます

無理矢理、子どもの行動を変えられましたが
ねじ伏せられた子どもの心には猛烈な反発心や恨みが芽生えるでしょう
こんな親の所なんかいられない!と、時が満ちたあかつきには
トットと家を出ていき、家には寄り付かなくなるでしょう
そして、やりたい放題、スマホなどを見てしまい
大学の出席が足りず留年・・・なんて話もよく聞く話です

親に言われるから、親に禁止されるからではなく
本当は子どもが自分でスマホなどを見る時間を管理できるように
なってほしいですよね
自分で自分を律する人になってほしい

じゃあ、どうすればいいのでしょう?
子どもがスマホ等をダラダラと見ても
本来、親には影響がありません
子どもの行動によって直接親に影響はないけれど
でも親がその行動が受容できない場合
「親業」では「価値観の対立」があると言います

「価値観の対立」を解く効果的な方法は4つあります
親業訓練一般講座で学べますが
4つの方法のうちの一つにコンサルタントがあります

スマホ問題で息子さんにコンサルタントをした
お母さんのお話を聞いたことがあります
そのお母さんは、スマホの弊害をネットや本でたくさん集めました
そして「スマホを見る時間については、あなたに任せるが、
最後に一回だけ、お母さんの考えを伝えます」と
その弊害を伝えたそうです

そうしたら意外なことに、あっさりと「怖いね!」と言い
「見る時間は自分で考える」と言ったそうです。

子どもには、親のガミガミは
親は管理・支配したいだけなんだと
親はとにかく、自分のことが気に食わないんだと
伝わっているのかもしれません

コンサルタントのコツは
「親業」(大和書房)に載っていますが
親業訓練一般講座ではその詳しい内容が学べ
練習もできます
頭で理解しただけでは、口から出てきませんよね
水泳も、泳ぎ方を本で読んだだけでは泳げません
コミュニケーションも同じです

価値観の対立の場面では4つの方法が効果的ですが
子どもが「愛されている実感」を持っていれば
子どもの、意欲や自律・自立心が育まれ
勉強や、スマホについても自分で律する子に育つ
と、思っています

子どもが「愛されている実感」を持てるコミュニケーション
それが「親業」のコミュニケーションです

「いつまで見てるの!」、「宿題終わったの?」
「いい加減、やめなさい」
私たちは、愛情のつもりでガミガミ言っています
でも、「愛情」も親の真意も伝わらない残念な言い方です

「愛されている実感」を持てるコミュニケーションを
「親業」で、学んでみませんか

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