ご訪問ありがとうございます。
そして、毎日、子育てお疲れ様!
頑張っている自分を褒めて下さいね!
子どもはうんと「甘えさせる」けど「甘やかし」たくはないですよね
ところで、「甘えさせる」と「甘やかし」ってどう違うのでしょう?
私はこんな風に考えています
この二つの違いの見極めにも、『親業』の子育ての三つの場面分けが整理に役立ちます
「親業」は子育ての場面を三つに分けます
一つ目の場面は子どもが困っていると親が感じる場面
二つ目の場面は親も子どもも困っていないと親が感じる場面
三つ目の場面は親が子どもの行動を困ったなと感じる場面
「甘えさせる」のは主に二つ目の場面でです
「つ」のつく年まで膝の上
という諺があるように
「甘えさせる」には何よりもスキンシップ‼抱っこする、ハグする、添い寝する、お膝の上で本を読むetc.
9つまでは意識的に、うんと甘えさせると無条件に、親から「愛されている」と思えて自己肯定感が育ちます
抱っこがいいのは分かりますね
でも、親だって人間ですから「抱っこ」と言われても重い荷物をもっていたり、疲れていたり「えっ!無理」という時もあります
こんな時は三つ目の場面ですね
こんな時、親の気持ちを押し殺して「抱っこしなきゃ!」って抱っこするのは「甘やかし」になります
親の「抱っこしたくない」という欲求を我慢して「抱っこしてほしい」という子どもの欲求を通すのは「甘やかし」です。そうすると、子どもは、人にも都合や、事情や、欲求があることを学ぶ機会が与えられず、常に自分の欲求が通ると勘違いして、自己中の人間に育つ恐れがありますね
だからと言って「歩いてよ!」とか「ダメ!」と、指示や禁止をすると、「ママは、僕(私)を嫌いなんだ」「自分の気持ちは、正直に言ってはいけないんだ」と感じ、親の顔色を伺う子ども、ひいては周りの期待に振り回される生き辛い大人になるリスクもあります
一つ目の場面でも、「甘やかし」てしまうことがあります
夏休みの後半子どもが「宿題終わんないよ~」と困っているとき、そんな子供を見かねて
代わりに、工作や自由研究をしてあげて、手を出してしまったり…
「工作は簡単なこれにして、今日中に終わらせて、漢字ドリルは今晩と明日やれば」なんて、提案してしまったり…
いずれも、自分で考えて自分で乗り越えていく機会を親が奪っていますね
一つ目の場面は子どもが困っている時です。「困ったりする否定的な気持ち」を親業では「問題」と言いますが、子どもが困っていると、親は忍びなくて、親が「問題」解決に乗り出していってしまうのです。親が子どもの「問題」を取り上げてしまうのですね
では、三つ目の場面や一つ目の場面でどんなコミュニケーションをすると
子どもの思いやり、考える力、自己肯定感が育ち
何でも話せる温かい親子関係になれるのか?
親業の各種講座で学ぶことができます