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小学生 講座徒然

ただ、「聞く」だけでいい

ご訪問ありがとうございます。
そして、毎日、子育てお疲れ様!
頑張っている自分をうんと褒めて下さいね!


私は小学校でボランティアをしています。印象に残っている出来事です。
1先生の男子A君。担任の先生に、「A君が教科書を出さないと休み時間にしない」と言われて、友達に「早く出してよ~」と言われても知らんぷり、身勝手な行動の多い子です。

給食前に給食当番のB君を凄い勢いで追いかけ廻しています。B君が給食当番の仕事ができません。他の補助の先生方も、A君を力づくで押さえようとしたり、「教室で追いかけっこはしない!」とか「静かに!」と口々に怒鳴りました。でも、振り切って追いかけ廻しています。ただ事ではない気がしたので、今度は私が両肩を押さえ椅子に座らせて、

私:どうしたの、何か頭にきたことがあったの?
A君:B君が○○ゴッコ入れてくれるって言ってたのに、さっき『お前はダメ!』って。
私:そうか、遊びに入れてくれないって言われて、悲しかったんだね
 ―と言うと、ポロポロ涙を流して泣きだしました。今まで、友達に非難されても強がっていたA君。本心を出したのを初めて見ましたー


私:そうか、そうか、悲しかったね
―1分くらい背中をさすっていたらー
A君:今日の給食おいしそう!
―私の名札を手に取ってジーっと見てから、ケロッと給食を取りに行きましたー

 昼休みに、校庭のブランコの見守りをしているとA君は遠くから走って来て「先生!見て見て!と捕まえたバッタを見せに来てくれました。」今まで、何を言っても全く心に届かない子で、難しい子だなと思っていました。でも、今日は少し心が通じたようで嬉しかったです

そして、相手がネガティブな感情を抱えた時の「親業」の能動的な聞き方が効果的を実感しました。「気持ちを汲む」と、本当に「イヤな気持ちは水のように過ぎ去る」んですね

 解放されて、無事給食当番ができたB君に、「A君悲しそうだったよ。A君に何か言うことある?」と聞くと、「うん、先生も一緒に来て」と言われ、一緒に行くとA君に「ゴメンね」と謝り、今度は双方ニコニコ笑顔で追いかけっこをしていました

 長い長いコロナ休みの後のバタバタの小学校生活、おこもり生活で気分転換もままならず、子ども達もいろいろな気持ちを抱えていると思います。

 子どもが、イライラ・モヤモヤしているなと思ったら「今は聞くとき‼」と切り替え、「気持ちを汲む」と、子どもが本音を吐き出せて、スッキリするお手伝いができることを思い出してください

親業のコミュニケーションは親業の各種講座で学ぶことができます